商品づくり最前線

毎年300種類もの新商品を発表。色柄・形状で機能をデザインする。

シート開発に始まり、容器の企画デザイン・設計、生産に至るまで一貫した“ものづくり”を行っているシーピー化成。商品数は優に6000種を超え、毎年発表する新商品は300にのぼる。
さて、そんなシーピー化成の商品づくりに期待されることは何か? それは売場で“売れる”ことであり、購買意欲を引き出すためのさまざまな機能だ。たとえば、料理を美味しそうに引き立て、季節感や高級感をイメージさせる色柄。また、食材のボリューム感を演出したり、手に持ちやすいサイズなどを考慮した形状。さらには、何気なく見えても作業効率をアップさせる工夫、食品を盛り付けた際に視覚的に訴えるデザイン、鮮度保持など、細部までこだわり抜いた機能である。
シーピー化成では、こうした商品を次々にラインナップしているが、それを可能にしているのが素材開発や成型分野における卓越した技術力だ。

環境や軽量化を考慮した新しいシートの素材開発に挑戦。

容器を生産する上で、特に重要なのはシート原反だ。このシートの特性によって耐油性や光沢感など、用途に応じたさまざまなシリーズが構成されている。そんなシート素材の研究開発から商品づくりまで行っている企業は、数ある容器専門メーカーの中でもシーピー化成だけである。
昭和40年代に独自技術によるシート開発をいち早く手がけ、常に業界の先頭を走ってきたシーピー化成だが、PS(ポリスチレン)とPP(ポリプロピレン)のブレンド技術を得意とし、配合比率、生産条件を細かく変え、さらに発泡技術を取り入れながら軽量化に挑戦している。こうした素材研究によって生まれたのが、耐熱性・保湿性に優れた“BF素材(PP入り低発泡ポリスチレン)”をはじめとする自社開発素材だ。
ここ数年は、環境にやさしく、容積はそのままに軽量化を実現することが重要なテーマとなっており、薄く、軽く、かつ強度・耐熱性を両立したコストバランスの良い素材を求めて研究開発を続けている。素材単体はもちろん、異なる特性を持った素材のブレンド技術もシーピー化成ならではの技術である。

特殊な成形技術と製造ライン開発が今までにない商品づくりを可能にする。

シーピー化成の特殊成型技術は、製造マシンの高度なカスタマイズや効率的なライン設計、各工程における人の手による厳しい品質チェックと細かな調整によって実現されている。新たなシートや商品を生産する際は成型の方法論を考えることから始まり、効率的なライン設計、本番機のスケールアップ・カスタマイズ、工程につなぐために必要な設備機器の開発まで、すべて自社で行っている。その“ものづくり”にこだわり抜いた生産体制によって、今までにない新たな価値を持つ商品がカタチとなり、高品質で安定した供給が可能となっている。
シーピー化成での商品づくりは、そのすべての工程で高いスキルとノウハウを有しており、それらが連携して一つひとつの商品シリーズが作られている。そして、それを実現しているのが、冒頭に触れた自社一貫体制なのである。

本社・企画室での仕事風景。新商品の開発や既存商品のブラッシュアップが日夜行われている。

企画室と密接に連携しながら、素材面から商品づくりを支えるのが研究室の存在だ。

シーピー化成の大きな特徴となっている「一貫生産体制」は、高品質の維持に貢献している。

2011年に発売され、今も好調な販売が続く「ハカマシリーズ」。デザイン性・機能性の高さが特徴だ。

Copyright (C) 2012, CP CHEMICAL INCORPORATED
Page Top